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エリア2

高倉稲荷神社

京都伏見稲荷神社より勧請された倉稲魂神という食べ物の神様がお祀りされています。江戸時代には既に和田神社にて祭礼が行われていた事が伺われます。
元は五穀豊穣を願う神様でしたが時代と共に会社の繁栄や商売繁盛を願う神様として深い信仰を受けています。

巳塚

和田神社の神様のお使いとして古来より崇敬されてきた白蛇をお祀りしています。
流木に乗り和田岬の浜へと辿り着いた白蛇を神の使いと老松の根元にお連れし祠をしつらえ丁重にお祀りしたと「網屋古伝記」や「延宝八申年南浜万覚帳」等にも話が残っています。
その他にも明治の社殿移転や戦後の本殿再建の際にも白蛇が姿を表したと伝わっています。

神田兵右衛門顕彰碑

社務所入口に残るこの石碑は明治四十四年三月に神田翁の徳を慕い建てられたものです。
神田兵右衛門は明治新政府のもと初代県知事の伊藤博文へと学校設立を申入れ許可を受けた後は自ら資金を拠出し、その後は新川運河の掘削工事などにも私財を投じ尽力し兵庫の発展に大きく貢献しました。
額字は時の兵庫県知事服部一三が筆を取り、文章は大阪の儒者藤沢南岳の撰によるものです。

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